Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格体験記

力試しとして受験し、無事に合格しましたので勉強に使用した教材や、学習のポイントについてお伝えしたいと思います。

Python 3 エンジニア認定基礎試験とは?

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間資格です。
文法基礎を問う内容となっており、合格ラインは正解率70%です。

Pythonの国内資格は少ない(ほとんどない?)ため、Pythonを学習している方で資格を検索すると目にすることが多いと思います。

詳細は以下をご覧ください。

基礎試験 – Python試験・資格、データ分析試験・資格を運営する一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会のページです。
Python 3 エンジニア認定基礎試験ITSSについて経済産業省が定めたガイドライン「ITスキル標準(ITSS)」のキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップに、基礎試験、データ分析試験ともに、職種:ソフト...

使用した教材

使用した教材はPythonチュートリアル1冊だけです。
公式サイトにもあるとおり、出題範囲はこの本から出題されますので、この1冊だけ抑えておけばバッチリです。

出題範囲:主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル(2021年9月1日より第四版に対応します)」の掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。また、一般的な知識からも出題されます。

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会

Pythonチュートリアル 第4版 [ Guido van Rossum ]

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学習で気をつけること

基本的にはPythonチュートリアルを2、3回ほど読み込んで全体像を理解しておきましょう。

出題範囲を見ればどこにウェイトがあるかは一目瞭然ですが、「4章 制御構造ツール」から22.5%もの出題があります。特に基本となるifとforはきちんと理解しましょう。

また、「5章 データ構造」も要チェックです。リストやディクショナリ、タプルなども押さえておきましょう。

それ以外についても出題数の多い章を中心に学習し、出題数が少なく、自分の苦手なものは後回しにしても構わないと思います。
と言うのも、合格ラインが70%なので、苦手なところを頑張って理解して1問正解するよりも問題数の多いところを中心に学習した方が、合格率は上がるためです。

 本を読むだけでなく、コードも打とう

出題される問題は書かれたコードを実行すると、どんなアウトプットになるかを問われるものもあります。実際にコードを打った方が理解が深まり、ひっかけ問題があった時にも柔軟に対応できるようになります。せっかく学習しているのですから本を見ながらコードも打ってみましょう。

 模擬試験を受けよう

プログラミングスクールとして有名なDIVE INTO CODEで無料会員登録をすれば無料で受講できます。
公式サイトにもリンクがあるように、ほぼ実際の試験と同じような雰囲気を体験できます。
合格ラインに到達するまで繰り返し学習しましょう。

模擬試験はこちら

 あまり神経質にならなくてもいい

チュートリアルは基礎がしっかりと書かれているのですが、オライリー本あるあるというか、初学者が読むにはちょっとややこしい書き方になっているところがあると思います。細部まで100%理解しようとするとちょっと疲れちゃうかもしれません。

感覚的な話で恐縮ですが、読んでてなんとなく「こんな細かいところは試験に出ないだろう」と感じるものがあるかもしれません。その辺は思い切って飛ばしてしまってもいいと思います。
そこを頑張って理解しようと時間を取られるよりは、早めに本を周回してしまって、模擬を受けた方がいいと思います。
最後の方で時間が余ったら改めて読み返してみましょう。

合格しての感想

基礎を理解していれば、独学でも充分合格可能な範囲だと思いました。
出題範囲が明確で、出題数まで事前に告知されているので、そういった意味でも学習がしやすく、合格しやすい試験だと思います。
とはいえ合格できたらやはり嬉しいものです。初級者が力試し、モチベーション維持、向上するためにはピッタリの試験だと思います。自分のレベルを客観的に把握するのは難しいですが、これに合格できれば基礎はできていると言ってもいいと思います。

そのため、中級〜上級者にはあまり受ける意味はないかもしれません。
が、資格を持っているという事は一定のスキルを持っているという証明になりますので、就職、転職、社内アピールの時に客観的な判断をしてもらる可能性はあると思います。そういう意味では取っておいて損はないと思います。

 受講した一番の動機

私が受講した動機はなんと言っても合格したらもらえるパイちゃん、ソンくんぬいぐるみが欲しいかったから!!!!笑
合格した後に、体験記を書くともらえるんですよ☆

黄色がパイちゃんで、青がソンくんですよ かーわいー

当時はこれとマグカップくらいしかなかったと思うんですが、今はさらに景品が増えてて、「ワタシチョットPythonデキルポロシャツ」なんてのもあるそうです。欲しいじゃないか。
やはり、目の前にニンジンぶら下げてもらえるのはいいですね笑
なんて素晴らしい団体なんだろう。

なお、景品は基礎検定、データ分析試験でそれぞれ合格すれば、体験記も2回かけるので、合計で2個までもらえるそうです。データ分析試験も受けてみようかな!

まとめ

資格試験はどんなものであれ合格すると嬉しいものですよね。
せっかく受験するのですから、受験費が無駄にならないように後悔の無いようしっかりと準備して臨みましょう!

Pythonエンジニア育成推進協会ですが、Pythonの普及、教育を目的とした団体があると言うのはPythonを学習している者にとってはありがたい話ですね。
今後Python関連の資格試験も増えてくるのかもしれませんが、

今後一層、活躍の場が広がるPython習得の最初の一歩として是非、合格目指して頑張ってみてはいかがでしょうか!

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