PowerAutomateの条件式が予想の斜め上の書き方でとても悩んだので備忘録です。
PowerAutomateの「条件」に◯◯の項目が空白だったら・・・って条件をつけたいんだけど、書き方がわからないよー。
ExcelのIF関数みたいに ◯◯ = “” って書いたんだけどダメみたい。
PowerAutomateの条件式の書き方はちょっと特殊だからな。
空白を表すのにempty()を使うんだ。
条件式:空白だったら
書き方:empty(triggerOutputs()?[‘項目名’])
項目名が「usagi」だとすると以下のようになります。
empty(triggerOutputs()?[‘usagi’])
これを左側のボックスに入れています。真ん中と右側のtrue / falseは用途で使い分けてください。
待って! empty(triggerOutputs()?[‘usagi’]) の「triggerOutputs」ってどこから出てきたの?
triggerOutputsはPowerAutomateのフロー内で項目にカーソルを合わせると表示されるぞ。
サンプルでIDという項目を見てみると、こんな感じで表示されるんだ。
ちなみに例で言うところの「ID」の部分(項目名)を日本語にしている場合、日本語はそのまま使えないから、英数字の羅列になるんだ。だから項目名はアルファベットにしておくと管理も入力も楽だぞ。
empty( triggerOutputs()?[‘ID’] )
これで赤字のところに何を入力すればいいか調べられるぞ。
トリガーの条件:はい/いいえが「はい」だったら
条件で使うのではなく、トリガーの条件で使うこともできます。
以下はbool型の項目がtrueだった時だけトリガーを実行するという場合です。
書き方:@equals(triggerBody()?[‘項目名’], true)
1、トリガーの右側の3点リーダーをクリックして設定をクリック
2、画面下部のトリガーの条件に式を入力する
これでbool型の項目名がtrueだった時だけトリガーするという条件を作成できます。
まとめ
PowerAutomateの条件式の書き方はリファレンスはあるものの明確な書き方が理解しにくくかなりとっつきにくい印象を受けました。
ローコードというならもう少し初心者向けというか、Word,Excelくらいしか使わない人でもわかるような説明をしてほしいですよね・・・
何回読んでもわからなかったもんなぁ・・・
でもいずれはきちんと公式のリファレンスを読めるようになるぞぉー!
いい心がけだな!