うさぎは現代人の最高の相棒となりえるか

犬も猫もかわいいけど、うさぎも賢くてかわいいんだよ。

海外だとクマ飼ってる人もいるよな。

みなさん、うさぎについてどう思われますか?
私はまさか自分がうさぎを飼うことになるとは夢にも思っていませんでした。
犬や猫ほどコミュニケーションが取れなさそうだし、生態もあまり知らないからミッフィーとピーターラビットくらいしか分かんないし。

そこで今日は犬派と猫派の皆様にうさぎもいいと思っていただくべく、うさぎのメリットをお伝えしようと思います。

うさぎのいいところ

1、かわいい
2、鳴かない
3、トイレのしつけが簡単
4、意外と丈夫
5、意外と懐く
6、思わぬ仕草で胸キュン
7、いくら撫でても嫌がらない
8、体臭がない
9、なんでも食べる

手始めに、とりあえず9個挙げてみました。
どうでしょう、かわいさもさることながら、一緒に生活するのがとても楽であることが見えてくるのではないでしょうか。ここからはいいところを深掘りしながら説明していきたいと思います。

1、かわいい

 これについては説明するまでもないでしょうが、一応説明しましょう。
 まずは以下の写真をご覧ください。我が家のうさ太郎くんです。

はい、かわいいー 頭にチモシー載せてますね。急いでカメラ構えたらちゃんと空気読んで動かないで待っててくれました。
では、もう一枚ご覧いただきましょう。

こちらはアップでの撮影ですが、目が澄んでますね。口の造形も完璧です。
このように、うさぎがかわいい事は充分お分かりいただけたのではないでしょうか。

2、鳴かない

既にうさぎとの暮らしを夢見ている方もおられるかと思いますが、いいところはまだあります。
なんと、鳴かないのです。これは一緒に暮らすまで知らなかったです。
なんかこう、「キュー」とか「ピー」とかそういう感じかなと思っていたのですが、うさぎには声帯がないため鳴くことがないのです。
そう、すでに皆様がお察しの通り、マンションやアパートで飼っても鳴き声がご近所迷惑にならないのです。ご近所トラブルが気になる昨今、とてもありがたいスペックです。

鳴かないとは言え、鼻を鳴らすという事はできます。ちょっと低めの声で「ブゥブゥ」と鳴らします。
怒っているのかな?と思うかもしれませんが嬉しいとき、楽しいときなどに鳴らします。鳴く代わりの感情表現ですね。そして、本当に怒っている時もありました。音源が1種類だけなので最初は騙されますね。
でも、不思議なもので長く一緒にいると、喜んでいるとか、ちょっと怒っているとか分かってきますよ。

3、トイレのしつけが簡単

さて、皆様はもう具体的にうさぎと暮らす計画を立てている頃だと思いますが、責任を持って飼うためにもトイレ事情は把握しておく必要がありそうですね。

なんとうさぎさんはトイレの場所を自分で決めます。そして、そこでしか、おしっこをしません。
そういう習性なんですね。ナチュラルボーンきれい好きなのです。(本当は縄張りのアピールとかあります)
ただ、おしっこは少し匂いがきついです。トイレ砂に消臭効果のあるものが多いので、慣れるとあまり気にならなくなりますが最初はちょっと気になるかもしれません。
でも縄張りを主張するためだと思うと仕方ないですね。
また、おしっこの色も結構濃いめのオレンジから赤色のおしっこをする時もあります。これも犬とか猫と比べるとかなり色が濃いので最初は「血尿!?」とびっくりして病院に駆け込むレベルです。
でも異常ではありません。
とまぁ、おしっこは決まったところにするので安心です。小さいうちにトイレにおしっこの匂いがついたものを置いておけばそこがトイレだな!と認識してくれます。

じゃあフンはどうでしょうか。
これも犬や猫と比べると非常にコロっとした直径5mmから1cm程度のサイズです。
ほうきとかでサッと掃除できます。極めると素手で取れます。元はただの草の塊ですもん。
ところがどっこい、おしっこと違い、フンは何故かどこでもします。
しかも食べた以上にしてると思います。冗談ではなく。
お部屋の散歩中でも、トイレがすぐ近くにあっても、フンだけはどこでもする。
でも、これだけは許して欲しい。コロッとしているし匂いもほぼないから許して欲しい。
ちなみに、オスの場合はスプレーと呼ばれる、縄張りアピールのためにする「空中回転放尿」という技を持っているそうです。そうですというのは、うちの子もオスですが、それはした事ないんですよね。いい子。なお、メスはしないそうです。

あと、飼う前に知っておいて欲しいのが、うさぎは食糞をする動物です。
食糞とは排泄した「盲腸便」といういつものフンとは違い、ブドウ状のフンです。
このフンにはうさぎに必要な栄養素や腸内細菌が入っているのですが、栄養が吸収しきれずに排泄されてしまいます。それを再度食べることで必要な栄養を保っているのです。
知らないと、食べちゃダメとか間違った事を言ってしまいそうなので、一緒に暮らす前に知っておきましょう。知らないうちにそっと食べてるのであまり気にはならないですが、いつものフンよりは匂いがすることがありますね。

ちょっとトイレ事情の話が長くなり過ぎましたが、おしっこだけ決まったところでしてくれたら後はなんの問題もないですね☆
うさぎさんのフンなんて元はチモシー(草)ですからね。

4、意外と丈夫

季節の変わり目や、換毛期などは特に温度管理や栄養補給などが大事ですが、それ以外はほったらかしでも結構大丈夫です。
見た目のファンシーさの割りに中身はタフガイです。
ただし、先に挙げた季節の変わり目や換毛期など、体力を消耗するタイミングではうっ滞(うったい)という症状にならないように気を付けてあげましょう。寒過ぎず、暑過ぎず快適な気候にしてあげましょう。(15度〜25度がいいと言われますが、15度はちょっと寒いかも・・・)
飼育書や飼い方のサイトでも多く情報があるので参考にしてみてくださいね。
具合悪い時だけは日本語で症状を訴えて欲しいですよね。全飼い主の悲願ですね。

5、意外となつく

うさぎって犬とかと比べると、ハムスターとかそっち寄りの生き物だと思ってました。
だから名前呼んだら来るとかじゃなくて、音に反応してるだけというイメージだったんです。
ところが想像以上に頭がいいんですよ。
自分の名前と好きな食べ物の名前くらいは覚えてますし、人の事もきちんと認識してます。
もちろん性格もあるでしょうけど、群れで生きる子たちですからね。
抱っこは嫌いな子が多いようですが、前に肩にうさぎ載せて散歩してるおじさんがいて羨ましかったです。うちは抱っこしたら速攻逃げますね。

6、思わぬ仕草で胸キュン

中にはもう、うさぎ小屋をポチった方もいらっしゃるでしょう。いえ、いいんですよ。そうなるのが普通です。

さて、さらにうさぎさんの魅力を見てみましょう。
うさぎを動物園とかで見たことはありますが、一日中じっくり見ることってなかなかないですよね。
ここではうさぎさんの行動で、「え、そんなかわいい仕草するの!!」となる代表的な2つを紹介します。
1、両手で耳のお掃除をする 通称:ティモテ
まず、後ろ足で立ち上がり、両手を拍手のように「パンパン」と叩きます。(汚れを落としてるらしい)
その後、両手で耳を挟んでお掃除します。その姿のかわいさたるや。
残念ながらいつもカメラに収めきれないのですが、是非動画を見てください。「うさぎ ティモテ」で見れます。

2、空中ひねり飛び
これは嬉しさMAXの時にやる一発芸です。
高く飛び上がり目で追えない速さで体をブルブル揺さぶります。
こちらもカメラに収めることができておりません。
インスタとかでスローモーションで撮っているのがあるのですが、羨ましいです。
いつか撮影したいです。

3、あごすりすり
顎に臭腺があるということで、自分のものアピールするのに顎をこすりつけるんです。
amazonのダンボールが届くたびに顎をこすりに行ってますね。
これもかわいい仕草です。

と、言っておきながら全部no imageですみません。

7、いくら撫でても嫌がらない

まぁ、若干言い過ぎかもしれませんが、撫でられる事がとても好きです。
うちに限らず周りを見ても嫌いな子は少ないと思います。
こちらが撫でたい時はとてもいいんですが、こっちがもう疲れたなぁ、と思っても撫でるのをやめることは許されません。具体的には、撫でるのをやめた手の下に無理矢理頭をねじ込んできます。
そんなことされたら撫でるしかないじゃないですか。

なお、うさぎさんが飽きると頭を振りながら手から離れていきます。
さらに、こちらの目につくところで毛繕いを始めるので、汚い手で触らないで頂戴とでも言っているようで、この野郎って気持ちにさせてくれます。

8、体臭がない

いいところまだまだあるんですが、とりあえずもう少しで紹介終わりですね。本当はあと50個あるんですけどね。

さて、おしっこと盲腸便はちょっと匂いがしますよ、とお伝えしましたが、うさぎさん本体の匂いはどうでしょう。猫は吸うといい匂いがするそうですが、実はうさぎさんもとってもいい匂いです。
お風呂なんて一回も入ってないのに無味無臭なんです。(少し食べた)

これも室内飼いのメリットですね!

9、なんでも食べる

そろそろ、うさぎさんを迎え入れる家族会議が満場一致で可決された頃かと存じます。
最後にとても大事な事をお伝えいたします。

なんでも食べるんです。
好き嫌いしなくていいですね、という事ではありません。我が家のうさぎの主な食事を見てみましょう。

・ペレット
・チモシー(草の事ですね、牧草)
・おやつ(りんご、桃)
・キャベツなどの葉物
・壁紙
・ダンボール
・家電のコード

と言った具体に、なんでも食べます。
しかも食べたものを吐き出すということができない構造らしいので変なモノ食べさせないように注意が必要です。
ウチでは最初の犠牲になったので冷蔵庫のコードでした。冷蔵庫ごと買い替えましたね。
最初のうさぎさんとの思い出としてはなかなかのインパクトでした。そして、感電しなくて本当によかった。
今はケーブルは全部ケーブルカバーで巻いたり、床に置かないようにしてますが、壁紙剥がしも得意ですね。業者かな?と思うほど綺麗に素早く剥がしていくので、うさぎさんの牙の届くところはかじれないようにカバーをしてますよ。
あと、ダンボールも結構かじっちゃう=吐き出せない=食べてるので体調が良くない季節は特に注意です。

ドカベンうさぎ

まとめ

さて、ここまでうさぎのいいところを挙げてみました。
以前はペットとしての飼育が少なかったため、飼育方法や対応する病院も多くはなかったですが、最近は色々と情報も増え、フードやサプリも充実し、長寿化してきました。

鳴かない、臭わない、手間がかからない、こんなに現代社会にマッチする動物はなかなかいないと思います。うさぎさんの魅力が伝わったでしょうか。

最後に食後にすぐ寝て牛になろうとしているうさぎで締めくくらせていただきます。読んでいただきありがとうございました!

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